研究開発 Research and Development
研究開発方針
- これまでUBEの化学事業を支えてきたコア技術を更に磨きをかけるとともに、外部技術を融合させることにより、更に「強みのある技術」を産み出し、スペシャリティ事業の拡大・強化と新規事業創出を実現する。
- 地球環境負荷の低減に貢献する長期的な研究開発にも積極的に取り組み、社会の持続的な成長を実現する。
スペシャリティ事業を支えるコア技術
差異化技術 | 分子・材料設計技術、機能評価技術、情報技術 |
---|---|
基盤技術 | 有機合成技術、エンジニアリング、重合技術、加工技術、触媒技術、合成技術、配合技術、品質・プロセス管理技術 |
研究開発体制
UBEでは、それぞれの研究拠点で、新規事業創出や地球環境問題の解決につながる技術開発に取り組んでいます。
主な研究拠点
千葉地区
持続的な成長を可能にする新規事業の創出に取り組んでいます。研究開発領域として「CO2・廃プラ利活用」「エネルギーマネジメント」「ネイチャーサステイナビリティ」「ライフサイエンス」の4領域を選定し、研究開発活動に取り組んでいます。
宇部地区
機能性材料および医薬品の研究開発を行っています。機能性材料としてポリイミドやセラミックスを中心にUBEの化学を活かした特徴ある製造技術・設計技術をベースに工場と連携した材料開発を行っています。医薬品については、UBE単独で行う自社研究と、製薬メーカーとの協力体制の下で行う共同研究による創薬研究を行っています。社会に貢献する革新的な医薬品を世に送り出すために常に変革と挑戦を続けています。
堺地区
「マーケティング&イノベーション」をコンセプトとして活動している大阪研究開発センターは、パフォーマンスポリマー&ケミカルズ事業部の研究・開発拠点です。タイ・スペイン・米国の製造・開発・営業拠点との連携を図り、グローバル展開を意図した環境対応型の高機能製品の開発を進めています。事業領域にとらわれない研究者同士の交流から生まれる、新規材料の創出やアプリケーション開発を通じてお客様の製品開発・技術課題解決に貢献しています。
研究開発組織
事業別研究開発/業務内容
- ポリイミド・機能品開発部
UBE独自のBPDA*ベースのポリイミドを中心に、粉体・ワニス・フィルム・繊維・膜等の様々な形の製品の特性設計・プロセス設計開発を行っています。開発製品は、フレキシブル回路基板用などの電子情報材料から空気分離などのガス分離装置などに展開されており、お客様と連携して高性能化・高品質化も推進しています。
* ビフェニルテトラカルボン酸ニ無水物
- 無機材料開発部
セラミックス材料を中心として新しい事業・製品・プロセスの工業化に向けた開発を行っています。特に、UBEの化学を活かした特徴ある製造技術・設計技術をベースとして、窒化珪素粉末、炭化珪素繊維、酸化物電池材料、光学樹脂用無機ナノ粒子などの強化に取組むと共に、素材の特異性や長年培ってきたセラミックス合成技術を駆使することにより、先端無機材料の開発を推進しています。
- エンプラ開発部
各種エンジニアリングプラスチックスを用いたコンポジット材料、新規なナイロンおよびそれを用いたフィルムやモノフィラメント用材料の開発を行っています。また、環境貢献型材料への要求の高まりにも対応して、リサイクルやバイオポリマーの開発にも注力しています。材料設計・成形加工・解析技術等の要素技術を駆使して、材料提案や改良、設計支援などのテクニカルサポートを高度に且つタイムリーに実行することで、お客様に貢献しています。また、UBEのエンプラ事業の中核として、タイ・スペインを含む3生産拠点の開発部門の中心として連携強化に努め、グローバルでの事業拡大を積極的に進めています。
- ケミカル開発部
ファインケミカル製品、高機能コーティング製品、工業薬品などの品質・技術・プロセスの改良・開発を行うと共に、新規事業・新規製品のマーケティング・製品開発・アプリケーション開発を担当しています。また、自社技術プラットフォームを利用したCO2有効利用や廃プラリサイクルなどの地球環境貢献テーマにも取り組んでいます。
- CMC開発部
CMC*開発部は、グローバルに展開している医薬品の原薬・中間体事業におけるプロセス開発を中心とした開発業務を担っています。医薬事業部の事業戦略に沿って、医薬事業部各部署、宇部医薬品工場と連携しながら、主にCMC開発、製造設備設計業務を担当し、医薬品開発の規程に基づいて製造プロセス検討、試験法検討、当局申請、安全性評価、事業性評価(FS)、スケールアップ確認、実製造設備の基本設計、実製造立上げ支援(バリデーション製造)、社外への技術移転を担当しています。
* CMC:Chemistry,Manufacturing and Controlの各頭文字を取った略語
- 医薬研究所
社会に貢献し得る有望な医薬品を創生し、自社医薬品の上市を実現する事が医薬研究所の大きな目的です。これら創薬研究は、UBE単独で行う自社研究と、製薬メーカーとの協力体制の下で行う共同研究に大別されます。何れの研究形態においても、早期の開発候補化合物の特定を研究目標として、成果をできるだけ早く、次々と生み出し、パイプラインをより充実させるべく創薬研究を展開しています。
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研究開発本部
- みらい技術研究所
持続的な成長を可能にする新規事業の創出に取り組んでいます。研究開発領域として「CO2・廃プラ利活用」「エネルギーマネジメント」「ネイチャーサステイナビリティ」「ライフサイエンス」の4領域を選定し、研究開発活動に取り組んでいます。
機能性材料および医薬品の研究開発を行っています。機能性材料としてポリイミドやセラミックスを中心にUBEの化学を活かした特徴ある製造技術・設計技術をベースに工場と連携した材料開発を行っています。医薬品については、UBE単独で行う自社研究と、製薬メーカーとの協力体制の下で行う共同研究による創薬研究を行っています。社会に貢献する革新的な医薬品を世に送り出すために常に変革と挑戦を続けています。
堺地区
「マーケティング&イノベーション」をコンセプトとして活動している大阪研究開発センターは、パフォーマンスポリマー&ケミカルズ事業部の研究・開発拠点です。タイ・スペイン・米国の製造・開発・営業拠点との連携を図り、グローバル展開を意図した環境対応型の高機能製品の開発を進めています。事業領域にとらわれない研究者同士の交流から生まれる、新規材料の創出やアプリケーション開発を通じてお客様の製品開発・技術課題解決に貢献しています。
研究開発組織
事業別研究開発/業務内容
- ポリイミド・機能品開発部
UBE独自のBPDA*ベースのポリイミドを中心に、粉体・ワニス・フィルム・繊維・膜等の様々な形の製品の特性設計・プロセス設計開発を行っています。開発製品は、フレキシブル回路基板用などの電子情報材料から空気分離などのガス分離装置などに展開されており、お客様と連携して高性能化・高品質化も推進しています。
* ビフェニルテトラカルボン酸ニ無水物
- 無機材料開発部
セラミックス材料を中心として新しい事業・製品・プロセスの工業化に向けた開発を行っています。特に、UBEの化学を活かした特徴ある製造技術・設計技術をベースとして、窒化珪素粉末、炭化珪素繊維、酸化物電池材料、光学樹脂用無機ナノ粒子などの強化に取組むと共に、素材の特異性や長年培ってきたセラミックス合成技術を駆使することにより、先端無機材料の開発を推進しています。
- エンプラ開発部
各種エンジニアリングプラスチックスを用いたコンポジット材料、新規なナイロンおよびそれを用いたフィルムやモノフィラメント用材料の開発を行っています。また、環境貢献型材料への要求の高まりにも対応して、リサイクルやバイオポリマーの開発にも注力しています。材料設計・成形加工・解析技術等の要素技術を駆使して、材料提案や改良、設計支援などのテクニカルサポートを高度に且つタイムリーに実行することで、お客様に貢献しています。また、UBEのエンプラ事業の中核として、タイ・スペインを含む3生産拠点の開発部門の中心として連携強化に努め、グローバルでの事業拡大を積極的に進めています。
- ケミカル開発部
ファインケミカル製品、高機能コーティング製品、工業薬品などの品質・技術・プロセスの改良・開発を行うと共に、新規事業・新規製品のマーケティング・製品開発・アプリケーション開発を担当しています。また、自社技術プラットフォームを利用したCO2有効利用や廃プラリサイクルなどの地球環境貢献テーマにも取り組んでいます。
- CMC開発部
CMC*開発部は、グローバルに展開している医薬品の原薬・中間体事業におけるプロセス開発を中心とした開発業務を担っています。医薬事業部の事業戦略に沿って、医薬事業部各部署、宇部医薬品工場と連携しながら、主にCMC開発、製造設備設計業務を担当し、医薬品開発の規程に基づいて製造プロセス検討、試験法検討、当局申請、安全性評価、事業性評価(FS)、スケールアップ確認、実製造設備の基本設計、実製造立上げ支援(バリデーション製造)、社外への技術移転を担当しています。
* CMC:Chemistry,Manufacturing and Controlの各頭文字を取った略語
- 医薬研究所
社会に貢献し得る有望な医薬品を創生し、自社医薬品の上市を実現する事が医薬研究所の大きな目的です。これら創薬研究は、UBE単独で行う自社研究と、製薬メーカーとの協力体制の下で行う共同研究に大別されます。何れの研究形態においても、早期の開発候補化合物の特定を研究目標として、成果をできるだけ早く、次々と生み出し、パイプラインをより充実させるべく創薬研究を展開しています。
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研究開発本部
- みらい技術研究所
「マーケティング&イノベーション」をコンセプトとして活動している大阪研究開発センターは、パフォーマンスポリマー&ケミカルズ事業部の研究・開発拠点です。タイ・スペイン・米国の製造・開発・営業拠点との連携を図り、グローバル展開を意図した環境対応型の高機能製品の開発を進めています。事業領域にとらわれない研究者同士の交流から生まれる、新規材料の創出やアプリケーション開発を通じてお客様の製品開発・技術課題解決に貢献しています。
- ポリイミド・機能品開発部
UBE独自のBPDA*ベースのポリイミドを中心に、粉体・ワニス・フィルム・繊維・膜等の様々な形の製品の特性設計・プロセス設計開発を行っています。開発製品は、フレキシブル回路基板用などの電子情報材料から空気分離などのガス分離装置などに展開されており、お客様と連携して高性能化・高品質化も推進しています。
* ビフェニルテトラカルボン酸ニ無水物 - 無機材料開発部
セラミックス材料を中心として新しい事業・製品・プロセスの工業化に向けた開発を行っています。特に、UBEの化学を活かした特徴ある製造技術・設計技術をベースとして、窒化珪素粉末、炭化珪素繊維、酸化物電池材料、光学樹脂用無機ナノ粒子などの強化に取組むと共に、素材の特異性や長年培ってきたセラミックス合成技術を駆使することにより、先端無機材料の開発を推進しています。 - エンプラ開発部
各種エンジニアリングプラスチックスを用いたコンポジット材料、新規なナイロンおよびそれを用いたフィルムやモノフィラメント用材料の開発を行っています。また、環境貢献型材料への要求の高まりにも対応して、リサイクルやバイオポリマーの開発にも注力しています。材料設計・成形加工・解析技術等の要素技術を駆使して、材料提案や改良、設計支援などのテクニカルサポートを高度に且つタイムリーに実行することで、お客様に貢献しています。また、UBEのエンプラ事業の中核として、タイ・スペインを含む3生産拠点の開発部門の中心として連携強化に努め、グローバルでの事業拡大を積極的に進めています。 - ケミカル開発部
ファインケミカル製品、高機能コーティング製品、工業薬品などの品質・技術・プロセスの改良・開発を行うと共に、新規事業・新規製品のマーケティング・製品開発・アプリケーション開発を担当しています。また、自社技術プラットフォームを利用したCO2有効利用や廃プラリサイクルなどの地球環境貢献テーマにも取り組んでいます。 - CMC開発部
CMC*開発部は、グローバルに展開している医薬品の原薬・中間体事業におけるプロセス開発を中心とした開発業務を担っています。医薬事業部の事業戦略に沿って、医薬事業部各部署、宇部医薬品工場と連携しながら、主にCMC開発、製造設備設計業務を担当し、医薬品開発の規程に基づいて製造プロセス検討、試験法検討、当局申請、安全性評価、事業性評価(FS)、スケールアップ確認、実製造設備の基本設計、実製造立上げ支援(バリデーション製造)、社外への技術移転を担当しています。
* CMC:Chemistry,Manufacturing and Controlの各頭文字を取った略語 - 医薬研究所
社会に貢献し得る有望な医薬品を創生し、自社医薬品の上市を実現する事が医薬研究所の大きな目的です。これら創薬研究は、UBE単独で行う自社研究と、製薬メーカーとの協力体制の下で行う共同研究に大別されます。何れの研究形態においても、早期の開発候補化合物の特定を研究目標として、成果をできるだけ早く、次々と生み出し、パイプラインをより充実させるべく創薬研究を展開しています。
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