News

(韓)CheomdanLab社への出資について

2026/02/25 ニュースリリース

UBE株式会社(社長:西田祐樹、本社:東京都港区、以下「UBE」)は、窒化珪素粉末およびセラミックボールの開発・製造を手がける韓国スタートアップ企業 CheomdanLab. Inc.(CEO:Jang, Ha Jun、本社:韓国・光州広域市、以下「CheomdanLab社」)に対する出資を決定いたしました。

CheomdanLab社は、半導体産業などで発生するシリコン廃棄物をリサイクル/アップサイクルし、低エネルギーかつ低コストで窒化珪素*1を製造するSRBSN(Sintered-after-Reaction-Bonded Silicon Nitride) 技術を有しています。窒化珪素セラミックボールは、高速回転・高温環境で高い信頼性が求められる電気自動車、エネルギー、工作機械などの分野で広く利用されており、今後も需要拡大が見込まれています。特に電気自動車分野では、電蝕(電気腐食)防止が求められることから、窒化珪素製ベアリングの採用が進んでおり、需要増加の主な要因とされています。

UBEは研究開発方針として「オープンイノベーションによる競争優位性の源泉となる技術の確立」を掲げ、新たなスペシャリティ事業の創出に取り組んでいます。CheomdanLab社が社会実装を目指す、シリコン廃棄物のリサイクル/アップサイクルによる窒化珪素製造技術は、持続可能な先端素材のサプライチェーン構築に寄与するものです。UBEは今回の出資を通じて、CheomdanLab社の量産技術開発と事業化を支援し、両社の成長と事業基盤の確立・発展を目指します。

UBEグループでは地球環境問題への取り組みにおいて、GHG排出量の削減に努めるとともに、環境に貢献する製品や技術の開発とその実用化を推進しています。環境貢献型製品・技術、ソリューションをより多くのお客様に提供することで、社会全体のカーボンニュートラルに貢献し、UBEグループが2030年に目指す姿である「地球環境と人々の健康、そして豊かな未来社会に貢献するスペシャリティ化学を中核とする企業グループ」を実現してまいります。

  1. 窒化珪素(Si3N4):珪素(Si)と窒素(N)からなる無機化合物で、高温強度、耐摩耗性、耐食性に優れたセラミックス。半導体や自動車、風力発電など広い用途で利用されている。UBEの窒化珪素は、独自のイミド熱分解法を用いて製造される高品位粉末で、高純度や粒子径の均一性などが特長。

CheomdanLab. Inc.の概要

本社所在地 3 Cheomdan Venture-ro 16beon-gil, Buk-gu, Gwangju, Republic of Korea
設立 2018年10月
代表者 (CEO) Jang, Ha Jun
事業内容 シリコン(Si)廃棄物を活用したファインセラミックスの製造

お問い合わせ先

UBE株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
TEL:03-5419-6110 E-mail:contact_pr@ube.com