宇部興産グループにおける機械事業の中核会社・宇部興産機械株式会社（社長：宮内浩典。以下「宇部興産機械」）は8月1日、射出成形機事業再編の一環として、子会社のU-MHIプラテック株式会社（社長：井上靖宏。以下「U-MHIPT」）及びU＆Mプラスチックソリューションズ株式会社（社長：井上靖宏。以下「UMPS」）を吸収合併いたしました。
また、U-MHIPTが、名古屋市港区に建設していた新工場は8月1日、宇部興産機械の「名古屋事業所」として操業開始いたしました。
加えて、北米子会社のUBE MACHINERY INC.（社長：元木一郎。以下「UMI」）も8月1日、U-MHI PLATECH AMERICA,INC.（社長：井上靖宏。以下「UMPA」）を吸収合併しましたので、併せてお知らせいたします。

1．再編の目的

宇部興産機械は、2017年1月1日に三菱重工業株式会社（社長：泉澤清次。以下「三菱重工」）より85%の株式を譲り受けたU-MHIPTと共に、それぞれの持つ技術力、商品ラインアップ、販売･サービス網を融合することで、射出成形機のグローバル市場における事業拡大に努めてまいりました。
一方で、射出成形機事業を取り巻く環境は、国内外ともに厳しさを増しており、グローバル市場での更なる事業拡大のためには、製品開発・製造・サービスを一段と強化し、お客様へ新たな価値を提供することが求められています。
このような事業環境の下、U-MHIPTが名古屋市中村区より同市港区へ建設を進めていた新工場が操業開始するのに合わせ、宇部興産機械の「名古屋事業所」として再編を実行しました。宇部興産機械グループの北米を含めたグローバルでの効率的な生産体制を構築したことにより、一層ご満足いただける製品・サービスを世界のお客様へお届けし、射出成形機市場でのプレゼンスの向上と事業拡大を目指していきます。

2．再編の概要

（1）合併期日

2020年8月1日

（2）合併の方法

国内：宇部興産機械を存続会社とする吸収合併方式でU-MHIPTとUMPSは解散しました。
米国：UMIを存続会社とする吸収合併方式でUMPAは解散しました。

（3）宇部興産機械及びグループ4社の概要

* 合併に先立ち、宇部興産機械は三菱重工よりU-MHIPT株式15％を取得しU-MHIPTを完全子会社化しました。

宇部興産機械株式会社 宇部本社

UBE MACHINERY INC.（米国ミシガン州）

宇部興産機械株式会社 名古屋事業所
（2020年8月1日操業開始）