ＵＢＥ株式会社（社長：泉原雅人、本社：山口県宇部市、以下「ＵＢＥ」）は、現中期経営計画における基本方針と重点施策の一つとして、「DXの推進による企業価値の向上と顧客の価値の創出」を掲げています。
「Business Transformation with Digital」を目標に、９つの領域(①Smart Factory、②Digital Marketing、③Velocity R&D、④Digital Management、⑤Digital SCM、⑥Digital ESG、⑦Digital Back office、⑧Digital HR、⑨Branding) でDX推進に取り組んでいます。

生成AI（Generative AI）の積極的な活用にも取り組んでおり、環境安全部門とDX関連部門を中心とした生成AIの試行チームを編成し、製造現場において作業前のリスクアセスメントの補助、製造プロセスにおける潜在リスク抽出、過去の労働災害情報の解析、SWOT分析、技能伝承などへ生成AIを先行活用しています。また、Smart Factory領域における労働災害防止策のひとつとして、作業状況や役割（安全管理責任者、現場責任者、現場作業者など）に応じて、生成AIを活用し適切なサポートを行う「あんぜんボットくん」の自社開発も進めています。

「あんぜんボットくん」のイメージ図

今後は、相互支援を行うコミュニティ形成活用事例の集約・共有などを通じて、「あんぜんボットくん」アプリの利便性拡充を図っていきます。さらに、生成AIはテキストだけでなく、画像や動画など様々なデータ形式に対応しており、自然言語処理や画像認識など多様なタスクに適応できることから、これらの機能を組み合わせたアプリの開発を進めることで、生成AIの活用効果をさらに最大化してまいります。
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