指針・基本的な考え方
保安防災への取り組みの基本的な考え方
UBE経営方針として「安全と安心」を掲げ「地球環境保全に努め、安全・安心なものづくりを行います」と宣言しています。「UBEグループ環境安全基本指針」で掲げた、ゴール 「2. 安全・安心な設備を確保すると共に安定操業を継続します。」を達成すべく、設備事故ゼロを目指しリスクを網羅的に抽出し、抽出されたリスクに対して抜本対策を計画的に講じることで、事故を起こさない事業所の体制構築に取り組んでいます。
UBE経営方針として「安全と安心」を掲げ「地球環境保全に努め、安全・安心なものづくりを行います」と宣言しています。「UBEグループ環境安全基本指針」で掲げた、ゴール 「2. 安全・安心な設備を確保すると共に安定操業を継続します。」を達成すべく、設備事故ゼロを目指しリスクを網羅的に抽出し、抽出されたリスクに対して抜本対策を計画的に講じることで、事故を起こさない事業所の体制構築に取り組んでいます。
レスポンシブル・ケア活動における環境安全推進体制のもと、保安防災活動を推進しております。
2024年度は11件の設備事故と1件の環境事故が発生しました。各事故については、発生後速やかに原因を究明し、再発防止策を講じました。
UBEグループは、設備事故、環境事故ゼロを目指し、安全・安心な設備の確保と安定操業のための保安活動、そして自然災害が発生した場合の被害を最小に抑えるための自然災害対策活動を行っています。
2024年度は「設備事故ゼロ」、「環境事故ゼロ」、「高圧ガス事業所の保安力向上」および「自然災害対策の推進」を重点実施項目として取り組みました。
事故情報連絡会を通じて社内外の事故情報を共有するとともに、各事業所での類似事故の再発防止に向けた水平展開を実施しました。また、保安管理連絡会を通じて設備トラブル事例、社内外のテクノロジー導入(スマートファクトリー化)に関する情報を共有および水平展開し、スマートファクトリー化および設備維持管理の強化に取り組みました。海外との事故情報の共有を行い、事故の未然防止を実施しました。
事故情報連絡会を通じて社内外の環境事故情報を共有するとともに、各事業所での類似事故の再発防止に向けた水平展開を実施しました。また、設備トラブル等による異常排水発生時の初動対応マニュアルの見直しや異常排水が公共用水域に流出しない設備導入を推進することで、環境事故リスクの低減に取り組みました。
特定非営利活動法人「保安力向上センター」による評価結果を踏まえ、改善対象項目を設定し、計画的な改善活動を進めました。また、高圧ガス認定事業所の新認定制度への対応をするため、サイバーセキュリティの強化等を推進し、保安力向上に取り組みました。
自然災害対策実行計画に基づき、重点化すべき項目を抽出し、自然災害対策の改善活動を実施しました。また、夜間に地震が発生した場合を想定した避難および対応訓練を新たに計画・実施しました。
毎年の環境安全監査、環境安全査察、高圧ガス監査等を通して、UBEグループ各事業所の環境安全活動、保安防災活動の実施状況を確認、改善しています。これらの情報はイントラでUBEグループ内に公開しています。
社内外の事故情報や業界団体情報をイントラで公開し、UBEグループ内に共有、事業所や部署内での教育に活用しています。また、社内外の事故事例を階層別教育資料として活用しています。